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Polevoi, A. R.*; 嶋田 道也
Plasma Physics and Controlled Fusion, 43(11), p.1525 - 1533, 2001/11
被引用回数:32 パーセンタイル:68.43(Physics, Fluids & Plasmas)ペレット入射後、ペレットが溶解・蒸発・イオン化して発生する低温高密度流体の輸送解析には、本来三次元の磁気流体の輸送方程式を解く必要があるが、これは大規模な計算であるため、実験との比較やペレットのパラメータの最適化には不適である。今回簡略化したペレットの溶発と輸送のモデルをプラズマ輸送コードASTRAに組み込んで、ASDEX-U及びDIII-Dの実験結果と良い一致を得た。この計算手法は実験結果の解析及びペレットの最適化に有効と考えられる。ITERのパラメータを用いた計算では、高磁場側からの入射によって、0.5km/s以下の入射速度においても半径の60-70%までの燃料補給が可能であるという結果を得た。
竹永 秀信
プラズマ・核融合学会誌, 77(3), p.224 - 230, 2001/03
磁気閉じ込め核融合炉における燃焼プラズマは、粒子による自己加熱が支配的となるために、プラズマ自らが加熱パワーを決め、その加熱パワーにより自らを決定する「自立的なプラズマ」となる。このような自律系では密度と加熱パワーが密接に関連し、両者を独立に制御可能な非燃焼プラズマと比較して密度制御がより重要となる。核融合炉では、粒子補給と粒子排気により密度を制御することになるが、高閉じ込め及びダイバータでの高い熱除去能力等の核融合炉条件を満足しながら制御する必要がある。本稿では、まず核融合炉で想定される粒子補給について述べ、そこでの課題を明らかにする。次に、粒子補給とプラズマ特性の関係について現状を報告する。さらに、密度制御をどのように行うべきか具体的に考察する。
杉原 正芳; Federici, G.*; C.Grisolia*; P.Ghendrih*; J.T.Hogan*; G.Janeschitz*; G.Pacher*; D.E.Post*
Journal of Nuclear Materials, 266-269, p.691 - 696, 1999/00
被引用回数:9 パーセンタイル:57.16(Materials Science, Multidisciplinary)トカマクにおけるプラズマ粒子の壁やダイバータ板による吸着・脱離作用を記述するシミュレーションコードを開発した。プラズマ密度分布を中性粒子分布の解析解を用いた一次元輸送コードにより計算し、これより壁の各部への粒子束を求める。壁からは壁材に応じたモデルに従って脱離粒子束が与えられる。これらを組合せて計算することによりプラズマ密度と壁中の粒子の時間発展を求める。Tore SupraとJT-60の過渡応答実験によりモデル検証を行った。さらにそれを用いてITERにおけるリミターダイバータ遷移時の過渡密度応答を検討し粒子補給に対する設計仕様を与えた。
山田 喜美雄*; 辻 俊二; 清水 勝宏; 西谷 健夫; 永島 圭介; JT60チーム
Nuclear Fusion, 27(8), p.1203 - 1211, 1987/08
被引用回数:25 パーセンタイル:64.13(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60におけるジュール加熱及び中性粒子加熱プラズマの粒子閉じ込めとリサイクルリング特性を粒子バランス方程式を使って求めた。リサイクリングにより供給されるイオン数は、フォトダイオードで測定したH線強度から、又ガス注入の効率は、ガス注入停止前後の電子密度の変化率から決定した。ジュール加熱ダイバータプラズマの粒子閉じ込め時間は、電子密度にほぼ逆比例して減少した。中性粒子入射により粒子閉じ込め時間は、約1/2に減少するが電子密度依存性は変化しない。ジュール加熱プラズマの実効的粒子閉じ込め時間は、電子密度に比例して増加した。それに対し、中性粒子加熱プラズマのそれは、加熱パワーとともに減少したが、電子密度には依存しなかった。しかし、ジュール加熱及び中性粒子加熱放電ともに、ガスパフにより電子密度の制御が可能であることが分った。
山田 喜美雄*; 小出 芳彦; 清水 勝宏; 平山 俊雄; 吉田 英俊; 辻 俊二; 木島 滋
JAERI-M 86-057, 17 Pages, 1986/03
プラズマ粒子の時間変化を表す方程式を用いて、JT-60のジュール加熱ダイバ-タ放電の粒子バランスを検討した。リサイクリングによるプラズマ粒子の供給量は、フォトダイオードで測定したH線の輻射光子数から、又注入ガスのうちプラズマになる割合は、プラズマ電流-定期間の途中でガス注入を止めた放電を用い、ガス注入停止前後の電子密度の変化率から計算した。これらの結果から得られた粒子閉じ込め時間は、電子密度が(1-3.6)10/mの範囲で増加する時、130ms60msまで減少した。リサイクリング率は、電子密度の増加と共に1に漸近したが、1を越えなかった。電子密度の減衰時定数に対応する実効的粒子閉じ込め時間は、電子密度とともに0.5s1.6sまで増加した。これらの結果からジュール加熱ダイバ-タ放電では電子密度はガス注入で制御できることがわかった。
高木 聖也; 高野 公秀
no journal, ,
マイナーアクチノイドの核変換を行うための窒化物燃料に関して、ポアフォーマ添加による焼結密度制御のための基礎的な知見を得るために、様々な粉砕条件のもとDyZrN模擬窒化物燃料の焼結実験を行った。模擬窒化物燃料の焼結密度は粉砕粉末の比表面積増加に伴い上昇するが、粒内の歪み増加に伴い焼結密度が減少する傾向が確認できた。